かつて世界中を飛び交っていた大型旅客機B747、2000年代に入り急速にその姿が減少し始めて現在では貨物機用としての運用が主体で旅客運用される機会は激減している。特にこの機材で定期路線を運行している航空会社は世界的にはごく僅か。

既に生産は終了しているが、現在運行される旅客用のB747は最新型のB747-8で両翼端の形状もウイングレットではなくレイクドウイングチップと言われるB777-300ERやB787と同じ仕様。エンジンもB787用と同じGEの新型、GENxを搭載している。
現在日本でこの機材が見れるのは羽田に乗り入れているルフトハンザドイツ航空のみで、少し前だと大韓航空が成田で見られたが、最近はこの機材での乗り入れはかなり稀になった。
航空需要の変化により、この後に登場したエアバスA380も既に生産は終了。今は限られた航空会社のみが運用しているが超大型4発エンジンの旅客機は今後減少の一途になる。