千里川の土手で航空機の撮影を楽しむ

カメラ

この回では自分の趣味である航空写真の撮影場所として全国的に有名なスポットである大阪府豊中市にある千里川の土手について紹介します。

千里川の土手について

大阪空港(伊丹空港)の南東側、つまり滑走路の南端の延長線上にある飛行機見物と航空写真撮影のスポットで大阪府豊中市にある。 この場所には千里川という中規模河川がありその両岸がこのスポットとして週末などは多くの見物人や写真愛好家が訪れる。 

赤で囲ったあたりが箇所が見物スポット

この場所は大阪空港がまだ国際線が乗り入れていた頃より知られており、当時から多くの人で賑わっていたが、当時は近くに駐車場などがなく周辺の路上駐車が酷く大きな問題となっていた。 ところが4、5年前からコインパーキングが建ち始め自動車で来ることが容易になったのと、たびたびTVなどマスコミに取り上げられたり、Youtube動画で話題になるなどして見物人が一気に増えた。

アクセスの方法

実際のところ最寄りの鉄道駅からはずいぶん離れており、強いて言うなら阪急電車宝塚線の曽根駅でここからだとタクシーで行けば10分以内でいけるが徒歩だと30分以上かかる。そのため、遠方からだと自家用車やバイク、空港や周辺の駅でレンタカーを借りるしかない。 それとこの場所自体は公園整備などないのでトイレ施設はない。近くにコンビニがあるので多くの人はここで用を足している。
ちなみにコインパーキングは徒歩2、3分圏内だと大きくは2箇所あるが、休日の夕方は満車のことも多いので少し離れた(10、15分)ところに止めることになる。周辺道路での路上駐車は厳禁

千里川土手での撮影の魅力

伊丹空港周辺には整備されて駐車場も併設している公園が3箇所あり、それぞれ飛行機の離発着を間近で見ることができる魅力的な場所ばかりだが、この千里川の土手の特長はやはり着陸機が頭上をかすめて通過することと、夕刻のマジックアワーの空と絡む機体、夜間、滑走路の誘導灯に反射する機体が何とも綺麗で一度その魅力に取り憑かれると完全に深みにハマってしまう。

頭上をかすめる瞬間。 大型機の時は風圧もすごい
広角レンズで撮るとこのような迫力に

現代のデジタル一眼カメラの性能のおかげで暗くなった時間帯でも綺麗な写真を撮ることができる。

夕日と夕焼けを背景に着陸機を撮る
マジックアワーの空に飛行機が舞い降りる
機体に誘導灯を反射させながら着陸するB777

また最近の傾向としてYourtube動画のライブ配信をする人も増え、レギュラーでされている地元の方もおらるが、時には遠方から出張されて動画配信する方もいるような状況。Youtubeで検索すると遠くにいても千里川土手の様子を実況生配信で楽しめる。

撮影時の注意点

撮影に関しては特に場所の制限があるわけではなく、立入り禁止の場所に入らない限りどこでカメラを構えても問題ない。ただ、千里川の両側の土手は意外にも自転車などで普通に通行する人もあり、通路の真ん中に陣取って塞ぐのは避けるべき。 また、同じ写真愛好家同士のエチケットとして滑走路側(前側)の方で撮る際には三脚を高く上げられると、後方で撮る人にとっては目障りになるので控えたい。稀に夜間にストロボを照射する人がいるがこれは絶対NG。もちろんドローンも航空障害になるのでNG。 そのほかのエチケットになるが、屋外だからといって喫煙をする人もわりと多くいるが、周囲で撮影する者からするとこれは本当に迷惑。絶対にやめてもらいたい。もちろんゴミのポイ捨ても同様で、清掃する人はポランティアでされていることを忘れてはいけない。 折角の飛行機撮影の聖地なので事故などで立ち入りが制限されるような事態にならないよう心掛けたい。

ベスト(?)な撮影シーズン

といっても場所が大阪ということで滅多に雪が積もることもなく、一年を通じて概ねいつでも撮影を楽しめるといって良い。撮影する環境としては夏から秋頃、暑くなく比較的空気が澄んでいることが多く写真の映りが良いと思う。冬場の晴れた日のスッキリした空気の下での撮影もいい写真が期待できるが、この場所は吹き曝しになり風があると大変寒いので要注意。春頃ももちろん良いが、花粉や黄砂などで時には空気が霞むことがある。またアレルギーのある人は少々辛いかも。

最後に一言

以前の投稿でコロナ禍からの回復もあり野外での活動が盛んになったことで、カメラの需要が回復している状況を綴ったが、飛行機撮影の人口も確実に増えているように感じる。以前はシニア層の嗜みという感じが強かったが、今では老若男女関係なく飛行機撮影する人が増えており是非とも健全に発展させてほしいと願う。このブログでは今後もたびたび飛行機写真やカメラに関する投稿をしていきたいので、同じ趣味がある方は是非コメントなどいただければ幸いです。

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