50歳を過ぎてからだったが、カメラに興味を持ち出し始めて一眼レフ機を購入、当初は花や神社仏閣へゆき写真を撮って楽しむようになり、ある時から航空写真に取り憑かれて現在に至っている。一眼レフカメラは高額な機器でありある意味贅沢な趣味というせいか、どちらかといえば中高年の趣味という印象はその当時から感じていた。
カメラを始めた当初はNikonの初心者向け機種を購入、その後中級者向けに買い替えを重ねて同社が初めて登場させたミラーレス機も購入、その間高価なレンズも数本揃えつつ関西の空港を中心に各地へ撮影旅行を楽しんできた。
その後、昨年になって新機種のリリースを待っていたが兼ねてからの半導体不足等の影響で新規はでず、既存品に至っても納期が6ヶ月などということもあり諦めていたが、Canonの方が生産体制、在庫状況がいち早く改善していたことと、Canon機に対する興味があったせいで一気にNikonからCanonへ乗換えを実施した。 結果、現在はCanonのR6、R7及びRFのL-レンズである100−500 と70-200(F2.8)、及び24-105(F4)の体制となった。 一眼カメラ、レンズは中古市場での需要がありリセールが効くという利点があるおかげで、実際には新規購入した機材の40%程度は下取りによりカバーできたのが幸いであった。
Canon機で興味のあった機能としては、①オートフォーカスでの被写体追従性能 ②暗所での高感度耐性があり、いずれもNikon機でもある程度の機能は有していたが、AIを搭載した被写体認識機能はCanon機の方が一歩進んでいるようだった。
そうした機能を活かして(?)夜間での撮影や、動きの早い飛行機写真の撮影を現在は楽しんでいる。
止まっている被写体なら3脚を立ててシャッター速度を遅くすることで低感度でも夜間での撮影が可能になるが、動いている被写体の場合、どうしても高感度に設定することになり、いわゆるノイズの発生が懸念されていた。しかし、最近のミラーレスカメラは感度をISO10000程度にしても比較的低ノイズでの撮影が可能でシャッター速度も早くできる。加えて現像ソフトがかなり優秀でノイズ処理の性能が格段に改善されている。
今後はこうした航空写真の撮影活動(=空活)の様子も時折このブログにあげていくつもりです。